10/7-9、神奈川県川崎市で行われた第45回口笛世界大会で音源伴奏部門(成人)・弾き吹き部門・アライドアーツ部門の3部門(出場可能な全部門)に出場し、各部門で準優勝しました。応援して下さった皆様、ありがとうございました。
2012年に20歳を迎え、初めて「成人」のカテゴリに参加し、男性3位(当時は男女別表彰)。その後2014年に男性2位、2016年に男性3位、男女別表彰のないアメリカのMMWでも2017年は総合2位、2019年も総合2位。8年間表彰台に立ち続け、11年目の今年も表彰台には届いたものの、また2位と、一歩届かずでした。
まだ出るのか、と言われることもありますが、2位であるという事実は自分が「まだまだ」であるという客観的な事実を突きつけてくれ、その度に反省し、練習し、上達してきました。勝手な妄想かもしれませんが、今の私のレベルで過去の大会に出場すれば1位を取れていたこともあっただろうと思います。しかし、同時に他の奏者たちも研鑽をし、口笛界全体のレベルもどんどんと上がってきているので、そのペースを超える速度でレベルアップしていかないといけないのだと、痛感します。
また、これは器用貧乏の常ですが、複数部門に出場することでどれも満足に練習時間が取れず、結果として中途半端な出来の演奏をしてしまったことは、審査員や客席の皆様に大変申し訳なく失礼なことをしてしまったと思いました。
今回は家族やミュージシャンの友人も応援に来てくれ、外部の視点から鋭く忌憚のない批評をしてくれました。これを今後の大きな糧として、さらに良い音楽を届けられるように続けていきたいと思います。